2022/4/29 一部開園予定は2022年8月
開園(オープン)は2022年度
一部開園予定は2022年8月
東京都港湾局の資料の中に、「令和4年8月一部開園予定」の文言を見つけたので間違いなさそうです。
※追記最後 2022/8/20(土)とのこと(とよすとさんによると)
以下の洲系さんの情報との整合性もあり、有明アリーナ周辺の開園は2022年8月で間違いないようです。
なお、有明アリーナ周辺がどこを指すかは、以下が案内図の範囲になります。
そして最終的には2023年度内に完成のようですから、つまり2024年3月にならないと全部には入れないということになります。
更に、当初の計画は2021年の3月に出たもので、その後実際にオリンピックが行われて、有明アーバンスポーツパーク(スケボーの会場)が残される方向で検討されるなど周辺事情が変わってきているので、有明アリーナ周辺以外は計画通りにいくかどうかはまだ分からないように思います。
砂浜について
この有明アリーナ周辺については、当初計画の頃に砂浜の表記があり、その後砂浜の表記が消えていましたが、2022年1月31日の東京都海上公園条例改正の諮問案では砂浜の表記が復活してビーチバレーコートも登場しています。
とはいえ、いま行われている工事は以下のもので砂浜は含まれていないですし、2022年8月までに入札が予定されている工事もないので砂浜がどうなっているのか何とも言えないように思います。
以下の内容は有明親水海浜公園の実態がよく分かっていなかった時期に書かれたものです。
半年以上の間加筆を繰り返しましたが、すでに有明親水海浜公園はメジャーな話題になっており、他の有名サイトで詳細は見れますので、当サイトでは2022年2月くらいからほとんど更新しておりません。
有明親水海浜公園の計画
そもそも有明親水海浜公園はどこのことを指すのか。
この公園についての唯一の詳細な情報は都の港湾局の資料になります。 以下は一部抜粋した図。
詳しく見たい方は以下のページをご覧ください。
googleマップ上でどんな感じになるかというと以下の赤線の部分になります。
東雲の都橋住宅のところからスタートして、有明の北側が全部繋がる形になります。
計画の見直しについて
オリンピックの盛り上がりを踏まえて2021/10/14に東京都から意見募集の形で計画の見直し案が発表されました。
案は以下のようになっていますが、
簡単に言うと赤点線の部分の上の方(運河沿い)が 公園緑地用地 になって公園部分が広くなるということです。住宅用地が減って有明親水海浜公園が拡張されます。
なお、1-4地区が有明体操競技場(展示場へ変更予定)、1-6地区がアーバンスポーツパークのある場所です。
1-1、1-2 | 住宅系用地から公園緑地用地に変更 |
1-5西、1-6、1-7東 | 住商複合用地 から住商業複合に変更 |
1-4西と1-5東 | 住宅系用地 から公共公益系用地 に変更 |
有明ガーデンの閑散ぶりを見ると住宅が増えた方がいいとは思いますが、下の方で写真で紹介する④と⑤の地帯が広く公園になるのは素晴らしいように思います。
予定通り計画変更へ
上記の改定案を踏まえた上でですが、
2021/12/9に東京都港湾局から出た臨海副都心有明北地区の土地利用等の一部見直し(案)についてによると、はっきりと、
まちの将来像を「住宅を中心とした複合市街地」から「東京 2020 大会のレガシーをはじめとした多様な機能の集積により、魅力的なライフスタイルが楽しめる複合市街地」に見直す
港湾局見直し案
と書かれているため、改定案のように進むと思われます。
以下の「公園緑地拡張」と書かれた図も、上記の改定案とほぼ同じ範囲「1-1地区」「1-2地区」が公園として拡張されるという表現になっています。
なお、緑地部分ではない「1-4地区」「1-6地区」あたりの表現は、以下のように当初案とは多少変わっていますが、上記の改定案とほぼ一緒と思われます。
全体の状況は2022年1月31日の諮問案では以下のようになっています。
有明体操競技場周辺 1-4地区
1-4地区は有明体操競技場あたりです。
この案によると、競技場西の駐車場部分を含む相当広い範囲が公共施設ということになっていますが、元々この場所は当初から「都の展示場への転用」が予定されていて、それが変わるのかでは不明です。
アーバンスポーツパーク周辺 1-6地区
1-6地区はアーバンスポーツパーク跡地あたりですが、「住商」から「住商業」へ変更ということなので、この「業」がアーバンスポーツパーク部分という解釈でよいのかなと思います。
アーバンスポーツパークに関する東京都からの発表は以下のものですが、民間業者が運営することになるようなので、そういう意味で「業」なのかなとも思います。
いずれにしても、2022年4月時点ではこの1-6地区はスポーツ関連施設として整備されます(運営は10年間)。
先般令和4年1月に、TOKYOスポーツレガシービジョンにおいて、当施設の整備概要を公表し、東京2020大会時の仮設競技施設を活用した若者に人気のある都市型スポーツの場を整備し、民間事業者の創意工夫を活かす運営手法を検討することとしています。
東京都
有明親水海浜公園の現状(以下2021年9月以前の情報)
いまどんな感じになっているのか、様々な箇所からどんな風になっているか見てきました。以下のように①~⑦の順に見ていきたいと思います。2021年9月下旬の状態です。
①東雲の都橋住宅前あたり
東雲と有明の境にある橋から有明アリーナを見ている構図になります。
これは実はオリンピック前に撮ったものですが、いまも全く変わらずこんな感じで立ち入り禁止になっています。
入ったら捕まると書いてあります。
②木造り橋から東雲方面
今度は有明から新豊洲に向かう木造り橋から東雲方面を見ています。右手に写ってるのは有明アリーナです。
見ての通りもう完成しているように見えます。
前述の通り、この周辺が先行して開園されるようです。
③木造り橋からお台場方面
同じく木造り橋からで逆方向のお台場方面を見ています。
こちらも見た感じ完成しています。しかし美しいですね。
④有明北橋から東雲方面
隣の橋に移りまして、有明テニスの森公園駅から市場前駅へ向かう有明北橋の上です。東雲方面を見ています。
ここは手前の芝を見るとまだまだという感じですね。有明アリーナ周辺とは違うことが分かります。
そして右手に見えている有明体操場の近くにショベルカーが写っています。
ここで改めて計画図を見てみます。
赤い丸のところに展望広場と書いてありますが、このあたりの部分が計画変更で大きく拡張されるものと思われます。
⑤有明北橋からお台場方面
同じ有明北橋から今度はお台場方面を見ています。更に芝が張られてませんね。
とはいえ、遊歩道部分は完成してるようにすら見えますが…。
⑥富士見橋から東雲方面
更に次の橋に来ました。ユニクロの流通センターあたりから豊洲市場の端っこの方に向かう富士見橋です。
赤いコーンが登場します。まだまだ感が増していってます。
ここは計画図によると広めの芝生広場になる予定の場所で(赤丸のところ)、今までのところと少し雰囲気が違いますね。
⑦富士見橋からお台場方面
同じ富士見橋からです。お台場方面です。レインボーブリッジが見えています。
赤いコーンが増えてますが、ここは有明親水海浜公園の計画外の地域です。
繋がってるように見えますが、2016年の港湾局の別の資料を見ると、ここは有明北緑道公園という場所になるようです。
5年も前の資料なので実際のところはどうなってるのか分かりませんが、ここからは名前が違う別の公園ということになります。詳しい資料は以下のもの。
以上が、2021年9月下旬の状態でした。気になるのはいつ入れるようになるのか?ですよね。
有明親水海浜公園は島ではない
湾岸エリアに引っ越すことになってからgoogleマップばかり見てたわけですが、以前はgoogleマップ上で、細長い島のところが有明親水海浜公園と書いてあったので、ここ入れるようになるのかなと思ってワクワクしていました。
島にどうにか入れないのかなあ?と思っていろいろ見てみましたが、以下のように島は立ち入り禁止で、公園の気配もありませんでした。
そして一応港湾局の完成イメージも見ておきたいと思います。
ちなみに親水ってなんだろう?
と思って調べたところ、江東区の説明がありました。
「親水」と書いて「しんすい」と読みます。
江東区のほとんどの親水公園は、川や運河を埋め立てて造った公園で、その特徴や歴史的経緯を活かし、その名のとおり、水に親しんで遊べるような水路や池、施設があります。
江東区HP
何となく、皇族系っぽいイメージをもって見てましたが、「親」は親しむという意味でした。